ペットと暮す
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ペットって、語りかけたり抱きしめたりするだけで、心が温かくなり気持ちも癒されませんか?そんなペットが仕事で疲れて帰宅したとき玄関で迎えてくれたりするとホッとして言葉が通じなくても「ただいま」と自然に笑顔になってしまいます。
みなさんもペットとのあいだにそれぞれたくさんの思い出と出会いがあると思います。
ペットを飼っていない人、これから飼おうと思っている人、同じようにペットを飼っているたくさんの人たちに、ここでは「ペットと暮らす」をテーマに庭(ガーデン)を考えていきたいと思います。 私たちの生活を豊かにしてくれるペットたちとの出会い、飼いはじめたキッカケ、お客様の現在の暮らしぶりを紹介します。
![]() | Hさんとニャン子の出会い ネコ好きの主人が、仕事中に捨てられていた子猫をかわいさのあまり拾ったのです。当時ネコが大の苦手だった私の手前、家に連れて 帰ることも出来ず、仕事場でこっそり飼っていたようです。当然いつまでも会社で飼うわけにもいかず、家に連れて帰ってきてしまい、突然の出来事に私はもうビックリ! |
それがニャン子との出会いでした。昔、飼っていた十姉妹がネコに襲われたことが、子供心にすごくショックをうけたことが心に残っていたんです。なので最初は抵抗があったのですが、一緒に生活するようになってから、仕草や寝顔が愛おしく思えてきて今ではニャン子のいない生活は考えられません、もうすっかり家族の一員です。
今回家を立て替えするにあたり猫ルームを計画しました、ルームといっても生活は人間と一緒、ただ日向ぼっこができるようテラスへは自由に行き来ができるようにペット専用の扉をつけてもらい、また家の前は交通量が多いので飛び出ないようにアイアンで格子を取りつけてもらいました、費用もかけて猫さま様です。今では家族全員が猫好きになってニャン子を筆頭4匹になりました。ができるようにペット専用の扉をつけてもらい、また家の前は交通量が多いので飛び出ないようにアイアンで格子を取りつけてもらいました、費用もかけて猫さま様です。今では家族全員が猫好きになってニャン子を筆頭4匹になりました。
Aさんと猫たちの出会い 私がAさん家に外構打ち合わせではじめてお伺いしたとき、敷地内に小屋があったので「何か飼われているのですか?」とたずねると「猫です」との答え、私は猫を小屋で飼うということを知らなかったので半信半疑でのぞいてみると、えっ!! 小屋の中には猫だらけ、何と13匹も。そのほかにも遊びに来る野良猫がいるというのです。かなりの猫好きなのかと思いきや聞いてみると、こんなになってしまったキッカケは1匹のお腹を空かせていた野良猫に可愛そうだからとエサを与えたところ、なついてしまいその後兄弟を連れてくるようになって2、3、4匹・・・・しまいにはほかの野良も来るようになり、なついている猫たちが交通事故や保健所に連れていかれることを考えると可愛そうで結局、小屋に住まわせ世話をするようになったとか。 | ![]() |
![]() | 全員去勢と避妊をしているのでここでは増えることは無いとはいえ、これだけの数では大変な費用がかかっていると思います。 今回は新しく立て替えた家で猫たちと暮らすことにするというので、小屋を解体して狭くなった庭を広げ庭木の移植も行いました。小屋にいた猫たちはいま新しい家で大あばれしているそうです、障子に穴をあけ柱で爪とぎするわで新築の家も猫屋敷状態ですと苦笑いでした。 |
![]() | Oさんと勘太の出会い 今までマンション住まいだったので我が家のペットはセキセイインコの文太だけでした。庭付き一戸建てを建てようと決めたとき、娘(当時9歳)が家を建てたら犬を飼いたいと言ったのがキッカケです。建築も進み並行して家族で休日は現場とペットショップ回りが始まりました。 |
![]() | すると職員の方はホッとした表情をして帽子をとりペコリと頭を下げ「ありがとうございます」と言ってくれたのです。私には生きようとする命を見過ごすると職員の方はホッとした表情をして帽子をとりペコリと頭を下げ「ありがとうございます」と言ってくれたのです。私には生きようとする命を見過ごすことはできませんでした。今は法改正になりましたが、当時は迷い犬は落し物扱いにされていて、落し物として警察署に届けました。 |
落し物として届けてから半年経ち飼い主が現れなかったので正式に私たちが飼い主となり今では家族の一員です。
現在、ペルとはじめて出会った公園の前に移り住み広い庭で遊ばせたいと外構と造園の計画中です。
犬格?形成をつくるペットガーデン
ペットと人間が快適に生活できる空間の中に庭(ペットガーデン)があります、コミニュニケーションがとれる距離にありペットも心身ともに健康的な生活空間の場です。
しかし快適な庭(ペットガーデン)をつくるには「安全」「衛生」「環境」が大切です。
「ドッグラン」は犬が走り回り、遊ぶことに適した運動スペースだとしたら、
「ペットガーデン」は人の人格形成に当たる、犬の豊かな精神形成を体験させるフィールドといえます。
犬も人と同様に生まれてから死ぬまでの期間、外部環境から多くの刺激を受け、学習し、精神構造を形成していきます。その中でも犬の精神構造形成にもっとも大切な時期といわれているのが、生後9ヶ月頃までの幼年期・少年期です。
この期間、犬は「母犬の愛」「庭の自然」「犬の仲間」「飼い主」から様々な影響を受け、そこで構成されたイメージを一生涯持ち続けることになります。
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このことは、野生のオオカミの脳が飼い犬に比べ著しく発達していることでも分かると思います。
潜在能力の高い犬ほど、この単調さに我慢できず、自ら刺激を求め、様々な行動を起こします。
注意しなければならないことは、これを人間は犬の粗暴な性質とか、しつけの不徹底からと勘違いし、
力でコントロールすると、犬にメンタルダメージを与えてしまうことになり、とり返しのつかないことになってしまいます。
いま欧米で話題の庭園療法(ガーデンセラピー)をご存知ですか、
何気ない日常風景が「庭の持つ癒し効果」注目され、在宅介護の重要な環境装置として「癒し」や「自然治癒力向上」などに利用されています。
例えば、認知症の患者に庭に出て太陽光を起床後1日2時間、2ヶ月当てたところ、約6割の人に夜間の徘徊やボケ症状などに改善が見られた例などが報告されています。また、植物の持つ「香り」や「動物に触れること」で意欲の向上や身体の動きに改善が見られた例もあります。
![]() | ドックランの始まりは、1990年セントラルパークに犬を連れて歩く愛犬家が増えたことで 公園内に愛犬が遊べる場としてDOGRUN(ドックラン)が設けられたそうです。 |